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七夕
Sat.07.07.2012 Posted in flowers

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七夕の今日は、亡き愛猫の誕生日。





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9月のお彼岸にもらいうけた、掌の平に乗るほどに小さな、白黒の、愛らしい仔猫。
生後2か月半と聞いたので、なら、誕生日は七夕だね、と。

それ以来、毎年7月7日は、彼がこの世に生まれてきてくれたことに感謝して過ごしてきた。


20歳7か月。
大往生だった、最後まで本当に幸せな猫だった、あなたと巡り合って彼はどんなに幸せだったかと。
心優しい友人らに、言葉を尽くして慰めてもらっても、わたし自身は。

もっと幸せにしてあげることができたんじゃなかっただろうか。
わたしにできることは、ほかになかっただろうか、と。

彼が逝って、1年以上経った今でも、時々、ぼんやり考えることがある。


長年生活を共にした動物に先立たれた人間は、皆、そんな風に思うんだそうだ。



あの子は幸せだっただろうか。









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亡くなる数日前。
もう自力で呼吸ができず、酸素室に入ったきりだった彼が、出してくれとせがんだ。
出してやると、喉をごろごろと鳴らしながら、わたしの傍で仰向けになって寛いだ。
信じられなかった。
病状が進行してからは、胸が苦しくて、とてもとても仰向けになんてなれなかったのに。

小春日和のベランダに出たいと言うので出してやると、目を細めてしばらく空を見上げ、植物の匂いを嗅ぎ。
風に吹かれていた。
わたしはいつでも緊急体制に入れるよう酸素ボンベを携えて、彼の背後で見守った。
写真は、そのときに撮った。

部屋に戻ってきた彼は、それからさらに小一時間ほど、わたしの膝で甘えていた。
そして、自分から酸素室に入っていって、くるりと丸くなり。


そのまま、こんこんと眠りについた。



2日後に亡くなるまで、二度と酸素室から出ることはなかった。



あのとき彼は多分、自分が愛したこの世のすべてに、別れを告げていたんだと思う。





奇跡のような子だった。





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comments

たまに世の中のことを「何なんだこの罰ゲームは。」と思ってしまうこともありますが、あの一生懸命生きようとしていたシロさんのことを思い出すと、愚かなことは頭から一切消え去ります。

自分の中のネコの枠を大きく超越した存在でしたね。
一度の出会いでしたが、忘れることはありません。

ありがとう。。。

メガヒヨさん

ありがとうございますっ
ヤツは本当に、皆さんに愛されて可愛がられた猫でした。幸せ者ですね。

最期の3ヶ月間は、病との壮絶な闘いの日々で、わたしは辛かったですけども、彼自身は最後まで、生きることを諦めませんでした。最後の瞬間まで、一瞬一瞬を全力で生きました。
わが猫ながら、天晴れなヤツだったな、と思います。

ああ・・・

これはあまりに切ない話でした。
涙が・・・。

18年一緒にいた犬が死んだときを思い出しました。
まさかこの子が死ぬなんて思ってもみないくらい
生活の一部だったので本当に本当にショックでした。
二度と立ち直れないと思ったくらい何を見ても泣きました。

どうしても先に逝ってしまうのは仕方無いのですけどね。
でもそんな悲しい思いも含めて全てが素晴らしい想い出です。

文章からMARIさんの愛情が切々と伝わってきて
オニギリさんは幸せだったに違いないと確信しました。
ご冥福をお祈りします。



しかし、非公開ブログを妄想たくましくにやにや読んでいたら
突然こんなお話で、やられた!って感じでした。
(いや、別に七夕だったからなのでしょうけれど)

どこをとってもこってり濃厚なMARIさんのブログ、
大好きです。

ありがとうございます

わさびさん

思いやり深いお言葉、ありがとうございます。。。
動物たちと一緒に生きるということは、彼らの最期を看取るということとセットですものね。いつか必ず別れはやってくるものとわかっていても、やはり辛いですよね。
それでもなお、彼らと暮らす喜びは何にも変えられないので、わたしはまた遠からず、犬や猫を引き取ると思います。そう思わせてくれた亡き愛猫はやはり、わたしにはかけがえのない存在だったんだろうとも思います。

で、こってり。。。?
そ、そうでしょうか。。。??
以前、「わたしはきっと、感情の量が人様より小匙一杯分くらい多いんだと思う」と言ったら、ある人にすかさず、「おまえの小匙は1ガロンくらいあるんだよ」と突っ込まれたことがあるんですが、つまりそういうことなのか??

良いんだか悪いんだかってカンジですが、いずれにせよ、はた迷惑なのは確かでしょうねぇ。。。いや、ほんと申し訳ないです(色々)

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