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Lilac
Sat.07.01.2012 Posted in flowers

120107-4.jpg

METにて。





花を作るときには、いつか見た風景、絵画。
旅の記憶。


古い建物、美術品、舞台、映画。

愛する人々の面影。


好きだった庭や、通いつめた植物園。




幼い頃から身近に接した、植物や動物たちとの触れ合いの思い出が、インスピレーションのもととなることが多い。





マティスは、そのシンプルで柔らかい描線と、豊かな色彩が、とても好きな画家で。

特にこのライラック(リラ)を描いた画は、冬になると、いつも。


会いに行きたくなる。





極限まで単純化されたフォルム。
墨絵のような背景に浮かび上がる、淡い紫とやさしいグリーン。


でも、これは確かに、紛れもなく。



春を待ち望み、枝に、瑞々しい生命をたたえ。



陽光に向かって、その重い花房を揺らし。



季節のあわいに、芳香を周囲に撒き散らす、ライラックだ。








ライラックは、わたしが愛してやまない花木のひとつで。


最盛期の春から、初夏にかけてははもちろんのこと。



少々値が張る早生物であっても、手に入る限りは、大喜びで使う。





水が下がりやすく、矯めのきかない枝はちっとも言うことを聞かず。
みっしりと小花のついた重い花房も、決して、扱いやすい樹ではないけれども。




そんなところを含めて、わたしは、この樹を、こよなく愛している。








ライラックの花言葉は、"愛の芽生え"、"愛の思い出"。


"初恋"。







わたしにとっては、愛しい人の面影と重なる花。





121107-2.jpg




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comments

こんにちは。
それからこちらにコメント、はじめまして。
ライラックは私も好きな花木です。
新婚旅行(?)で夫と一カ月間のヨーロッパ貧乏旅行をした際にGenevaに住む夫の友人のお母様が庭に沢山咲いているライラックの花枝を家中にに飾り、結婚のお祝いとして私たちを招いてくれた思い出と繋がる花木でもあります。

マティスの絵は知りませんでしたがとても素敵な絵ですね。
いつかMETを訪れる機会があったらじっくりと鑑賞してみたいです。

ありがとうございます!

lilymiya様

こんばんは!こちらこそ、コメントありがとうございます。

素敵な思い出ですね。
ご友人のお母様は、なんて素敵な方なんでしょう!
そんなお祝いをしてもらったら、一生忘れないですよね。

ライラックが沢山咲いている庭、憧れです。
わたし、いつか小さな庭を持ったら、紫のライラックと純白のナニワイバラをこれでもか!というくらい茂らせるのが、長年の夢なんです。

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