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形見
Sat.03.09.2011 Posted in etc


110903.jpg



鼈甲の簪。





わたしには、我ながら、古風というか。



小姑のように小煩いところがございまして。




髪は女の命、と考えていることも、多分、そのうちの一つ。





わたしにとって、長い黒髪を美しく保つことはとても大事なことで、かつ。



クリップやらシュシュやらがどうにもキライ。


もっさりと不器用そうに見えるから。





なので、アップスタイルにするときは、簪と櫛、そしてスティックが、必需品です。










この鼈甲の簪の一揃いは、3年前に他界した祖母が遺したもの。


多分、彼女の嫁入り道具の一部だったんだろうと思われます。








祖母にはわたしたち三姉妹しか孫がおらず。

三人のうち、髪が長いのも、和服を着るのもわたしだけなので。






わたしが、彼女の形見として譲り受けました。






それ以来、手元に大事に置いてはいたものの。



自分の年齢には、鼈甲はまだ少し早いんじゃないか、という気がしていたので。



実際に使うことはなかった。








ところが、今年の夏、ふと思い立って。



髪をあげたときに挿してみたら。





このおだやかな飴色と、やさしいテクスチャーが、日本人の髪には、本当に。



とてもしっくり、綺麗に映えるのだった。







それ以来、日々愛用しております。








簪一本で、気持ち良いくらいに、しっかりと髪がまとまる。




昔の日本の職人の腕というのは、本当に確かなものだな、と。




挿すたびに実感します。







110903-2.jpg


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comments

このべっ甲は斑が入っていないので、かなり貴重なものですね。
MARIさんがこの簪をつけられているのを是非拝見したいです♪

私は人生ほぼショートボブで過ごしているために、
残念ながら簪というものを使ったことがありません。
写真一番左のお道具はどう使うのかも分かってなかったりします。
でも綺麗なものは見ているだけでも楽しいですね。

メガヒヨさん

ありがとうございます!
左のものは笄です。なかつぎといって、実はこれ、中央で左右に分かれるように作ってあります。つまり、刀と鞘のようになっているんです。
本来は、伝統的な日本髪に挿す装身具なんです。それで、髷を結った後に挿しやすいように、予め分割してあるんですね。日本人らしい、とてもきめ細かい創意工夫ですよね。

これと、一番上の櫛は、日本髪用の装飾品ですが、わたしは夜会巻きにしたときに挿して使っています。笄はスティック代わりにもなりますよ。

きものもそうなんですけど、こういう装身具ってね、実際に使ってみると、自分の中の日本人のDNAが喜ぶというか、スッと背筋が伸びるカンジがするんですよ。
わたしがアメリカで正装するときに好んで和服を着るのは多分、それが一番、堂々としていられるからだと思います。
勝負服としての和装を、わたしはゼヒ、皆さんにオススメいたします(笑)

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