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Alexander McQueen: Savage Beauty
Sat.30.07.2011 Posted in Art

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(写真はすべてMET http://blog.metmuseum.org/alexandermcqueen/ より)




METで開催中のエキシビジョン。


『Alexander McQueen: Savage Beauty』を観た。







昨年、2010年の2月に急逝した。
アレクサンダー・マックイーンの、初の回顧展となります。



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40歳の若さで亡くなった彼が、デザイナーとして活躍したのは、わずか19年。

アーティストとして円熟期を迎える前に、突然逝ってしまいました。








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タイトルの"Savege Beauty"に相応しく、アグレッシブで獰猛で。

挑戦的で、スカルプチュアルなデザイン。




緻密な構成力。


どこかギリギリ感が漂う、際限のない繊細さ。



デザインの斬新さに比して、その色彩は、いかにもスコットランドの人らしく。
重苦しい曇天にふさわしいスモーキー・カラーが基調で、実にシック。



舞台衣装のような演出力に息を呑む。






この人が、もしこのまま年をとっていっていたら、一体。

どんな服を、デザインしていただろう。




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ロマン、ゴシック、自然主義、野生、演劇的、異国趣味、ゲイ・カルチュアリズムなど、彼を彩る言葉は数多あるけれども、こうして。


一堂に会した作品170点を一気に見ると、彼は、一貫して。



自分の感性に、忠実に。


とにかく、誠実に、コンセプチュアルに。



ただひたすらに、自分の美を世に発信し続けてきたのだな、ということがよくわかる。






きっと、ものすごく真面目な人だったんだろう。






彼は、生前。

右腕に"Love looks not with the eyes, but with the mind"とタトゥーを彫っていたそうですが。





彼自身も、その通りに生きた人だったんだろうと思う。








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マネキンに服を着せて「綺麗に」展示するという、服飾展にありがちな演出にとどまらず。


音楽や映像、ホログラムを効果的に使った、非常に凝ったエキシビジョンとなっています。








製作時期毎にカテゴライズされたそれぞれのテーマに相応しく。

作りこまれた空間デザインも、とても美しい。








夜が明ける直前、


陽が差し染める寸前の。




グレイと濃藍と墨が入り混じったような空の色。




この世の中の音という音が、暗闇に吸い込まれて。


すべてが一切の静寂に包まれたような一瞬。





どこまでも果てしなく広がる、グレイッシュ・グリーンの荒野。







美しく、不穏で。





そして、懐かしい。















会期は、8月7日までです。




どなた様にも是非。






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