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Backstage of City Center
Sun.24.04.2011 Posted in @Theater


City Centerの楽屋は。


わたしは、今回が、初めてだった。





そもそも、この劇場に来たのは、4年ほど前に。

Patti Luponeの『Gypsy』の限定公演を観たとき以来、二度目。



通いなれたBroadwayの劇場とは、そもそも作りが違って、ハコ自体も大きく。

彼のほかに、知った顔は一人もいない。




戸惑うわたしに、彼は。



劇場のロビーから楽屋へ入る手順を、丁寧に説明して。



打ち上げの前に、会いにおいで。
入れるようにしておいてあげる、と。





わたしの頬にキスをして、言った。




110424-2.jpg




翌日、終演後。


一斉に出口へと向かう、大勢の観客の波に逆らうようにして。




彼に教えてもらったとおりに、ロビーを横切って。




関係者用のステージドアへ向かった。






この劇場は、警備が厳重で。



セキュリティ・スタッフが、ドアの前で、一人ずつ。



ゲストの出入りをチェックしていたけれども。




彼が、わたしの名前を、彼らに伝えておいてくれていたおかげで。



わたしはすんなり、バックステージへと通してもらうことができた。













千秋楽のバックステージというのは、関係者の出入りも多いし。


終演後のPartyのために、キャストも皆、お洒落をするので。



楽屋裏も、どこか浮き足立っていて。



とても、華やいだ雰囲気だ。





特に、今回の舞台は、出演者もクルーも多くて。



キャストの年齢層も、比較的低めだったから。




なおさら、賑やかだった。





身支度を終えたキャストやクルーが、次々と連れ立って。




時に歓声を上げながら、慌しく行き来する。





そんな中で。








舞台衣装から、いつもの、あっさりとした平服に着替えて。



眼鏡をかけて、わたしの姿を探して。




一人で、ひっそりと。




階段を下りてきた彼と、わたしは。







ひとけの引いた上階の、ほの暗い踊り場の隅に行って。




二人だけで、話をした。












話そうと思っていたことが、沢山あった。



話さなければならないことも、山ほどあった。







けれども。





いつものように、彼といると、わたしは。




そんなことは、なんだか、どうでもよくなってしまって。







言いたかったことの半分も、言えたかどうか。









ただ、わたしの両手を包んだ彼の、大きな手の温もりと。





頬を寄せ合ったときの、彼の肌の、滑らかさ。



あたたかな感触。






わたしを見下ろして、微笑んでいる、彼の背後に。




窓の外から。




夜の、街の灯りが差し込んで。




彼の、穏やかな佇まいを。




静かに。




くっきりと、照らし出していたのを。






鮮明に、覚えている。







110424-1.jpg





あのとき、あの。




橙色の、灯りの中には。




彼だけでなくて。






わたしも、一緒に。





確かに、いたのだ。






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comments

知ってるのに・・・

知ってるネタなのに、またじっくり読んじゃった。。
なんか、胸がキューーンとなったのでした。
ひとごとなのにっ

やっぱり、いつも誰かに恋していたいーーー
私のばやいは、愛じゃなくて、恋でいいのっ。笑

その節は。。。

yuriちゃん

その節は、NYから連打のメール攻撃、大変失礼いたしましたっっ&ありがとうございましたーーー
ゆりちゃんの、亡きお母様のことを書いてくれた、あのメールが、わたしの背中を、どーんっと押してくれたのよ。。。(涙)

恋ってさ、楽しいことばかりじゃなくって、辛いことも苦しいことも、沢山ありますよね。
でもそれが大人の恋ってもんなんだろうな。大人の恋の醍醐味っていうのはそういうことなんだな、と最近思うようになってきたよ。

色々な恋の形があるんだな。
ああそうか、わたし、やっぱり、彼に恋をしているんだろうな。
大人になって、今、彼と出会えて本当に良かったなって。
で、こんな面倒くさい自分を受け入れてくれる彼に、心から感謝しているの。

わたしは、幸せ者でございますだよ。。。

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