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1月~2月に観た映画
Sat.05.03.2011 Posted in Movie


ソーシャル・ネットワーク ★★☆
アンストッパブル ★★★★
RED ★★★★☆
愛する人 ★★★
ザ・タウン ★★★★
ヒア アフター ★★★





『ソーシャル・ネットワーク』(Social Network)★★☆

ジェシー・アイゼンバーグの独特の、茫洋と所在なげな挙動や表情が、主人公のキャラクターにはまっていた。
彼の顔が、わたしは好き。

見れば見るほどに、ああ、なんとも味わいのある実に面白い表情をする男の子だなァ、と。

いつも感心する。



映画としては、ごくごく普通。
よくも悪くもなし。


ハッキングが趣味で、理屈とプログラミングはいくらでも口からまけ出てくるけれども。
代わりに、人間に対する愛情や共感というものを思いっきりドブに投げ捨てたような天才ってね。

キャラクターを記号化するにもほどがある、というか。



個人的には、実際のマーク・ザッカーバーグってのは、いくらなんでも、こんなわっかりやすい。
クリシェな人ではなかろうと思う。

彼の人物造形に、作り手の意図(あざとさと言ってもいいかも)が、透けて見えてしまっている。
それが、とても残念だった。


まァ、これは映画なので。
「実際の」ザッカーバーグがどんな人物であろうと、別に関係ないといえば関係ないけれども。


にしても、品格というものが必要だろう、もう少し。



それと、思いっきり現代の話なのに、風俗の描き方がいちいち。

なんだなんだこりゃ何か?
70年代の話か?的なダサさ・古さなのが、気になった。

それが、陳腐な話をより一層陳腐に見せている。


もしかして、あえて時代遅れに見えるように。
言ってしまえば、わざと「ダサく」描いているのかもしれないな、とも思うけれども。

だとしたらそれは、やはり、作り手の悪意だろう。



筋肉双子(役者は一人。笑った)と、ヒッチコックのような狸学長の、身も蓋もないやりとりはよろしかったな。




『アンストッパブル』(Unstopable)★★★★

爆走する重量機関車が主人公。


数多ある登場人物の目的は、とにかくどうにかこうにか。
火花を散らしながらレールの上を猛進する、その鋼鉄の車体を止めるだけ!


ただそれだけ!


という、非常にシンプルにして潔い、ウェルメイドなエンターテイメント作品でございました。

機関車を止めに出動するベテラン機関士に扮しておられるのが、なんだか最近。
とみに鉄道づいている気がする、デンゼル(・ワシントン)様。

いっつも言っておりますが、デンゼル様が出てきた時点で、「ああもう大丈夫、何もかも安心、デンゼル様に任せておけば万事解決!」な気分にしていただけるので。


後はもう、流れに身を委ねるのみ!


トニー・スコットって、兄貴のリドリー・スコットよりも、わたしはずっと好きだ。

兄貴のようなスタイリッシュな映像作りでこそなけれども。

豪腕だけども決して大雑把ではない、粗にして野だが卑ではない、彼の男臭いロマンティシズムが、わたしにはとても愛おしい。



『RED』★★★★☆



『愛する人』(Mother and Child)★★★

役者は良いし、映画としても、小粒ながらよくできてはいるんだけども。
なんというか、妙に偏った作品であった。


母の愛は確かに尊い。
けれども、それと同じくらい尊いものが、この世界にはほかにもたっくさんある。

本作に出てくる女性たちには、それらがちっとも見えていない。
超・近視眼的。

だからそんなに窮屈なんじゃないのか?


登場人物が皆、ものすごく狭い世界感・価値観の中に縮こまって生きていて、観ていて実に息苦しい。

もっとも、それが現代だ、といわれれば。
確かに一面、そういうところもあるにはあるし。

実際そういう方々も、特に、女性には多いけれども。

ちょっとあんたら、深呼吸して周りを見ろよ、と言いたくなった。



母性パラノイアというか、ここまでくるともう呪いというか。

これはもしや、新手の女性蔑視では?とさえ。


アネット・ベニングとナオミ・ワッツは、双方とも素晴らしく説得力のある演技。
サミュエル・L・ジャクソンが珍しい、中年インテリ色男役で登板。




『ザ・タウン』(The Town)★★★★

本作を見て、ベン・アフレックは、監督業に徹した方が良いのでは?と思った。

彼がクリント・イーストウッドの後継者と言われているのは、とてもよくわかる。

この人にも、ものがたりを作り、語る才能があると思う。


役者としてよりもずっと。



ベン・アフレックの演出には、新奇さや斬新さってのは特にない。
むしろ、これまで自分が馴染んできたハリウッド映画の常套手段を積極的に使って。

こつこつと、真面目に。

誠実に、映画作りをしているという印象が強い。


その素朴さや剛直さが、妙に新鮮で、見ていて心地よいのだ。


彼の、映画に対する愛情と敬意を感じる。



ブレイク・ライブリーが、とんでもないビッチ役で出演。
脇だけれども、印象に残る素晴らしい演技。

彼女に限らず役者が皆、適材適所な配役で、各々とても良い演技をしている。
その点でも、ベン・アフレックに、監督としての明らかな才能があることがよくわかる。


次作が楽しみ。



『ヒア アフター』(Here After)★★★


目には見えないけどそこには明らかに「その世界」があって、そこには自分の愛する人がいて、自分をおいて行ってしまったその人との時間が懐かしく恋しくてたまらないけれども、今ここに生きている限りは「この世界」を大事にしよう、自分の目の前にいる人の手をとろう、さァ前を向こうよ生きていこうよ、という。


そういう映画。



見た目は、もろに「大霊界」ですが!



チョイ役で出てくるブライス・ダラス・ハワードが素晴らしい。
ほかの出演役者を、一瞬で食う存在感だった。


リチャード・カインドの久々の登板も嬉しかった。



三途の川に片足を突っ込んではいても、クリント・イーストウッドはクリント・イーストウッドだ。
一本芯が通っているな、全然ブレないなァ、と。


なんだか、しみじみと観た。






以上6本、劇場公開作のみ。





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