花はいい。
豪華で、すぐに散ってしまうから。
後には何も残らない。
それがいい。
そこが好き。
「Dahlias」
「Hydrangeas」
「・・・and Sunflowers」
向日葵は、実は、そんなに好きな花ではなかった。
情緒のない、色気がない花だと思っていた。
でも、ゴッホの絵からそのまま抜け出てきたような。
深いグリーンから淡黄への、素晴らしく美しいグラデーションと。
枯れた茶色と、それを縁取る、真夏の太陽そのままの。
鮮やかな花弁の、見事なコントラストを見た瞬間に。
ああ、これがいい。
これで、両手に抱えきれないくらい、大きな花束を作ろう。
そうしよう。
わたしの夏を贈るんだ、と思いました。
夏の、青い青い空の下。
道行く人々に声をかけられながら、花を抱いて歩く。
・・・花はいい。
すぐに散るからね。
この向日葵。ほんとゴッホの絵そのもの。
そして、とっても、元気が出る花束ですね。
しかし、この花束とっても大きそう・・・小柄なMARIさんが見えなくなりそうですね・・・。
さきこさん
>元気が出る花束
ありがとう!
プレゼントっていうのは何にせよ、人に対して贈るものであると同時に、自分へのギフトでもあるとわたしは思います。
こんな大きくて見事な向日葵、わたしも店頭で見たのは初めてでしたよ。
あまりに美しくて、ちょっと怖いような、有無を言わさぬ「迫力を持った」花でした。
まさに太陽。"パエトーン"ってかんじ。
わたしは自分では、「気のふれたような花束」って表現したんです(笑)
まぁでも、全体的には、花材の豪華さを考えると、シックで抑制の効いたブーケに仕上がっているんじゃないかと。
ゴージャスだけど、無駄に派手ではないと思っています。
わたしはそういうものが好きみたいですよ。
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