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BC/EFA
Thu.16.12.2010 Posted in @Theater

101216-1.jpg
Studio 54にて。




わたしにとって、この時期のB'wayに通う、大きな楽しみの一つ。



それがこの、BC/EFAの募金キャンペーンです。






BC/EFA(Broadway Cares/Equity Fights AIDS)は、言わずと知れた。

Broadwayのシアター・コミュニティー最大の、基金大体です。



この団体は、エイズ患者救済を目的に、1988年に成立して以来。
10億ドルにのぼる基金を集め、運営費を除いた全額を。

アメリカ国内の、400以上のエイズ関連機関に寄贈。



エイズ患者(及び乳癌患者)とその家族の救済に、貢献してきています。





この団体が設立されたそもそものきっかけは、1980年代に。

Broadwayが、多くの役者・クリエイターを。



エイズで失ったこと。




以来、Broadwayのシアター・コミュニティーに属する人々が、ほぼ全員参加で。



運営している。





なにせね。


全米きってのクリエイティブな人たちの集団ですから、基金の集め方もたいへんユニークで。
1年を通して、色々と面白い催しがあります。


Broadwayダンサーと役者による、ストリップ・ショウの"Broadway Bares"とか。
奇天烈な扮装と帽子を、カンパニー毎に競い合う"Easter Bonnet Competition"とかね。

毎年9月には、Flea MarketやGrand Auctionも開催されます。



収益は無論すべて、基金へ回されます。
役者もダンサーもスタッフも、ノー・ギャラ。


なお、上記はすべて、1年に1回。
One Night Onlyの、特別イベントなんですけども。



このほかにも、年に2回、春と秋の2週間。


Broadwayの各劇場では、カーテンコール後に。
出演俳優(大体の場合は主演俳優)が、観客に向かって。


基金を募るスピーチをするんです。



これが、とっても楽しい。



カンパニーやその演目、あるいは役者によって。



スピーチや演出が、もう、全然違うの。


非常にバラエティに富んでいてね。
その、良い意味でのラフさ加減が、さすがアメリカってなもんなんですけども。


とにかく、募金活動それ自体が、一つの。

立派なエンタテイメントになっているんです。



チャリティにともすればつきものの、辛気臭さや。
押し付けがましさは、微塵もございません。

どこまでも、明るく楽しく、かつゴージャス。



わたしは、この春秋のキャンペーンが大好きで。


また、これをきっかけに。
定期的かつ積極的に、BC/EFAの活動をサポートするようになりました。





で。


今回驚いたのが、Studio 54。

『Brief Encounter』のカンパニーによる、チャリティ・キャンペーン。




101216-2.jpg



なんと、このカンパニーはね。


幕後に、キャストが全員総出で。
(といっても、総数がそもそも8人くらいですかね)

わらわらと客席に下りてきて。


捌けていく客の帰り道に陣取り。


そこを、急ごしらえの特設ステージにしつらえて。


実に20分以上もの間。


熱いストリート・ゲリラ・ライブを繰り広げる、という・・・。




わたしも長年ここに通う間に。

大概、いろんなカンパニーの募金活動に立ち会ってきましたけども。


こんなに豪気&芸達者なカンパニーは、さすがに初めてだよ!





また、この演奏が、半端でなく。

素晴らしいクオリティなんですよ。



言っておきますが、この人たちは、一応ね。

ストレート・プレイのキャストなんですよ?


何、この音楽的なレベルの高さは!






いや、実に素晴らしかったです。



ホリデイ・ソングからスタンダード、Funkにジャズ、ポップス。
なんでもござれ。
(New Yorker向けに、シンディ・ローパーの曲なんかも演っていた)



演奏する楽器は、バンジョー、マンドリン、ギター、アコーディオン、コンガ、タンバリン等。



101216-3.jpg
ウッドベースを弾くこの男前は、本作の主演男優。
Tristan Sturrock氏。



ほんの3分前まで、舞台上で。

切なく苦い、ラブ・ストーリーを演じていた役者たちが。
(『Brief Encounter』は、既婚男女の道ならぬ恋を描いた作品です)


その扮装も解かぬまま。



いきなり、こんな、ものすごく息のあった。

ハートフルで、ゴキゲンな演奏を披露してくれるなんて!




わたしも含めて、観客は、もちろん。

大喜びで拍手喝采。



一緒に歌って踊って、本当に楽しかった。





その後、劇場のエントランスでは。

演奏を終えたキャストたちが。


各々帽子を提げて、にこにこと寄付を募っておりましたけども。



そりゃ、こちらもチップをはずみたくなろうというもの。






わたしが、New Yorkから。

Broadwayから離れられないな、と思うのは、こんなとき。





だってさ。



正直で、粋でしょ?








こんなに率直で、こんなにも。



粋な人たちがいるところは。




世界広しといえどもきっと。





ここだけだろうと、わたしは思うのだ。













BC/EFAの活動は、オンラインからもサポートできます。
是非一度、お訪ねください。

趣旨に賛同いただける方ならどなたでも、1ドルから、基金にご参加いただけます。


http://www.broadwaycares.org/


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