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Backstage of Majestic 6 -Final day 1-
Tue.13.07.2010 Posted in @Theater


彼のファイナルは、2009年の7月25日。



土曜ソワレのパフォーマンスだった。







この日、わたしは。


早朝から、走り回っていた。





ファイナルの後は、楽屋に行くことになっていたけれども。



この日に限っては。


名実ともに主役である彼の部屋は、マチソワ共に、たくさんの関係者とゲストでごった返すであろうし。

ショウの後、フェアウェルのPartyがあることもわかっていたし。



おまけに、前夜。


5月に来たときに用意してもらっていた、ファイナルのチケットを。


なにげなく、確認していて。



それが「超」VIPシートだということに、いきなり気づいてしまい。
(通常のものとは違う、Orchestra VIPと印字してある特別シート。センターオーケストラ最前列のど真ん中中央の席)




わたしはその場で、慌てて友人に、そのことを報告した。



そうしたら。


当日、彼女は、きっぱりと。


絶対に、着物を着るべきだ。
こんな席を用意してもらっておいて、女として、こここでめかしこまずして一体どうする!


その気持ちに応えないと!


劇場で一番目立つ席なんだから、どうか綺麗に装ってくれ、と。




盛り沢山の日々に疲弊して、今回はもう。


正装するのはやめておこうかと。


日和りかけていたわたしを、一喝したのだった。






となると、問題は。



マチネとソワレの間に、一旦帰宅して。

着物を着付け、髪をあげなければならないということで。


一番時間がかかる髪のセットは、彼女が請合うと言ってくれたけども、それにしても。

どう考えても、マチネ後には。


とてもじゃないが、花を製作する時間など。


どこにもあるわけがない、ということだった。



そこで、わたしは、急遽。



午前中から、製作にとりかかり。


マチネ後に、楽屋に、花を届けることにした。







開店と同時に、Rの店に駆け込んで。


彼が、地下のフリーザーから花を運び出すのを。


彼の息子の相手をしながら待った。





前日に、あらかじめ頼んでいた通りに、彼は。



わたしのために、何種類もの美しい大輪の薔薇と、紫陽花。

カラー・リリーやイチジク。


グリーンや実ものを、沢山仕入れておいてくれていた。






ああ、これだけあれば大丈夫、面白いものができる。


最後の舞台にふさわしい、華やかで豪華な花が作れる、と。




わたしは、途端に。


幸せで一杯になっていた。




花を見た瞬間に、仕上がりのイメージが目の前に浮かんで。



早く作りたくて、仕方がなかった。




そして、それまでの焦りは不安や。



あっさりと、


嘘のように。



どこかへ、消えてしまった。









わたしは、Rにお礼を言って。




山のような花材を両手に抱えて、うきうきと。



午前中の、夏のNYの、爽やかな日差しの中を。



踊るように、帰宅したのだった。




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comments

名作が生まれた日

そしてあの上に流れるようなアレンジメントが出来たのですね。
ブログで拝見しただけですが、実際に見た位に印象に残ってますよ!

それにしても当日はハードスケジュールだったのですね。
続きを読むのが楽しみです。

メガヒヨさん

ありがとうございます!

この日は、というか、このときの滞在は、心身共に結構、消耗の極地というかんじだったんです。
けど、花を触っていると、わたしはエネルギー・チャージされるようなんですね。
なので、彼に花を贈るたびに蘇生、みたいな。。。

彼は、わたしをインスパイアすると同時に、わたしの最良の部分を引き出してくれる人なんだろうと思います。

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