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There's gotta be something better than this
Tue.15.06.2010 Posted in @Theater

このブログは、タイトルを。



とあるミュージカルのナンバーから借りています。






ボブ・フォッシーの『Sweet Charity』。




フォッシーは、わたしが大好きな作家であり、偉大なコリオグラファーであり、唯一無二のアーティストであり。


B'wayの誇る、素晴らしい舞台演出家であり、映画監督です。



『Chicago』に『Damn Yankees』、『All That Jazz』。
『Cabaret』に『Pajama Game』。



そして、この『Sweet Charity』。




この芝居は、元々は、映画。


1957年のフェリーニの名作『カビリアの夜』を。

フォッシーが、ミュージカルに翻案したもの。



ブロードウェイの初演は、1966年。



ヒロインのCharity役には、フォッシーのヨメ。
グウェン・バードン。



Gwenverdon.jpg




わが愛しの、グウェン。


大好きなグウェン。




もちろん、生前の彼女を。


生の舞台で観ることは、叶わなかったけども。



わたしにとっては、古今東西、過去から現在に至るまで。

多分、これからも、ずっと。



彼女は、世界最高の舞台女優であり。


唯一無二のダンサーだ。





『Sweet Charity』のヒロイン、Charityは。

グウェンの産後の復帰後第一作として、フォッシーが、彼女のために振り付けた役。


結婚生活で終始、浮気し通しだったフォッシーが、罪滅ぼしのために作ったとも言われていますが、真相は謎。




NYのそのへんの街角にいくらでもいる(いた)ような、ちょっと頭の弱い。

そろそろトウの立ってきた。


くだらない男のご機嫌取りの毎日には、ほとほと嫌気がさしているし。
客の指名がかかるのを待って、夜毎にダンスホールに立ち続けるのは、ほんとうに疲れるけども。


それでも、恋も、夢も、未来も決して諦めることのない。


無邪気で、可愛くて、いつも一生懸命な。

場末のキャバレーのホステス兼踊り子。



グウェンは、Charityを。


その天性のチャームを、惜しみなく発揮して。

実に、魅力的に演じています。



まるで。


地上に舞い降りた、天使のように。




ただし、その天使は、体臭もあれば。


ほどほどに贅肉もあるし、皺も。


シミもそれなりにあってね。


一日の終わりには、手足が浮腫んで。



泣けば、マスカラが落ちて、目の周りが真っ黒にもなる。




で、それがまた、たまらなくチャーミング、という。




それが、グウェンの演じたCharityだった。




リアルな肉体を持つ天使。






sc.jpg




"There's gotta be something better than this"は、物語の中盤で。


Charityが、同僚の踊り子たちと歌い踊るナンバーです。



わたしは、この、「女の子の、女の子による、女の子のための」チアーズ・ソングが大好き。





There's gotta be something better than this
There's gotta be something better to do
And when I find me something better to do,
I'm gonna get up, I'm gonna get out
I'm gonna get up, get out and do it!

There's gotta be some respectable trade
There's gotta be something easy to learn
And if I find me something I halfwit can learn
I'm gonna get up, I'm gonna get out
I'm gonna get up, get out and learn it!

All these jokers, how I hate them
With their groping, grabbing, clutching, clinching,
Strangling, handling, bumbling, pinching
There's gotta be some life cleaner than this,
There's gotta be some good reason to live
And when I find me some kind of life I can live
I'm gonna get up, I'm gonna get out
I'm gonna get up, get out and live it!


There's gotta be some life cleaner than this
There's gotta be some good reason to live
And when I find me some kind of life I can live

And when I find me some kind of life I can live
I'm gonna get up...
I'm gonna get up...
I'm gonna get up, get out and live it!





生きていれば、誰しも。

この曲で歌われているような、ヒリヒリとした焦燥感を。



味わったことがあるだろう。






ここではない何処かがあるのかどうか、それはわからない。

あったとしても、「そこ」に行けるかどうかは、誰にもわからない。




でも、そう思ってしまったら最後。

先に進むしかないのだ。





わたしは、自分の人生を、一生懸命に生きている。



頑張る女が好き。





言い訳なんかせずに。






人を貶めたりとか、妬んだりとか。

そういう不毛なことにも、無縁で。




だって、そんなヒマはないのよ。

なんてったって、人生は短いんだからさ。




今ここにいるのは、誰のせいでもない。


自分の選択の結果であって。



誰かに強制されて、生きているわけではない。







だったら、四の五の言わずに、頑張るしかないじゃない?






だから、つまり、そういうこと。





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comments

えーーそうだったんですかっ!!早く言ってくださいよ~笑>ブログタイトル
私もミュージカル「フォッシー」(DVD)はローテに組み込まれてるので笑、コンスタントに観てますが『Sweet Charity』はほんと一部しかでてこないので、、そういう話だったのか。。ますます全編観たくなりましたよ。(無理だけど)
でそのフォッシー中のナンバーで、どんどん好きになっていった「Life Is Just a Bowl of Cherries」という曲があるのですが(きっと聴いたことあるよね)、それも諦観の中に、こう・・希望というか人生賛歌みたいな明るさがあって、すごいフォッシーらしいんですよ(本人もこのナンバーが好きだったらしい)。
MARIさんが好きな、There's gotta be ・・もきそんな感じなのかな~と想像。
フォッシー最高ですよね!

>だって、そんなヒマはないのよ。
>なんてったって、人生は短いんだからさ

まさにおっしゃる通りです。
長いこと社会で生きていると色々しがらみがあって、気がつくと下らないことに意識を支配されてますが、
貴重な人生の時間をそんなことに費やすなんて勿体ないですよね。

最近時間が経つのをますます速く感じるようになっているので(焦)、MARIさんのこのお話は自分にとって非常にタイムリーでした。

みいこさん

最近、ブログのタイトルの由来を聞かれることが続いたから、ちょっくら書いてみましたよ。

で、アレ?”Fosse”のDVDって、わたしがみいこさんにお貸したんじゃなかったっけ?勘違いかな?
いずれにせよ、わたしにフォッシーのことを語らせたら長いですよ、覚悟は良いですか?(笑)

"Life Is Just a Bowl of Cherries"は、彼の人生哲学としても、とっても有名なナンバーです。"All that Jazz"もそうですね。

彼は子どもの頃から舞台に立ってきた、根っからのボードウィル芸人ですからね。「It's showtime, Folks!」ってね、自分にも観客にも家族にも、iいや世界中に言い続けた人ですよ。
露悪的な自己表現が多くて、その作風や本人のインタビューなんかを見ると、超のつくナルシストですが、反面、きっととってもシャイな人だったとも思います。
典型的な芸人、生まれながらのパフォーマンス・アーティストですね。

わたしはね、作家としては、フォッシーやコール・ポーター、ノエル・カワードなんかが好きなの。
いわゆるド・ミュージカルってのは、むしろ苦手なんですよ。

なんかね、わたしの中のタモリが吼えるというかね、ケツが痒くなるんです。いや、おぺらざのかいじんとかおぺらざのかいじんとか、レミゼとかエビータとかさ(笑)

で、みいこさん、フォッシーが好きならSweet Charityは観ておかないと!映画にもなってますから。。
主演のシャーリー・マクレーンはわたしの好みじゃないけど健闘してますし、チタ(・リヴェラ)も出てますからね。
これとグウェン主演のDamn Yankees(これも映画版があります。てか、フォッシー本人も出ています)を観ずしてフォッシー・ファンを騙ってはいけまへんです、ハイ。

メガヒヨさん

そうなんですよ、わたしも最近、時間がたつのが早くってどうしましょうってカンジです。

一瞬一瞬がとっても貴重で、自分にとってはかけがえのない大切な時間ですものね。
自分を大切にするのってとっても大事なことだと思うんですよ。で、そのためにも、自分に良い影響を与えてくれる人を見つけたら逃さないってのが重要かな、と思います。

反面、どうでも良いしがらみで結びついたような関係は、とっとと手放す勇気も必要ですよね。
ひとつ捨てると、必ず新しいものが手に入ります。
これ、ほんとに真理だな、と思う今日この頃です。

”Fosse”のDVDは自前ですよ~^^
好きなものは永遠に繰り返し観るので、これだけは人様に借りずに買います笑。
>Damn Yankeesを観ずしてフォッシー・ファンを騙ってはいけまへんです
あらま。。すみません笑。もちろん観たくないわけじゃないんですが・・
てかDamn Yankeesはどっかでちょっと観た気がするな。
あ、さきほどチタ(・リヴェラ)のThere's gotta be ・・をYouTube で観ましたよ~♪
Sweet Charityは「Big Spender」なんかも面白いのでやっぱ観てみようかな。

みいこさん

Damn Yankeesは映画としても大傑作ですから、観ておいた方が良いです(断言)
この作品中には""Whatever Lola Wants"という超・有名なナンバーがありまして、これがグウェンのソロなんですが、最高ですよ。
フォッシーがいかにダンサーとして、女優としての彼女に惚れていたのか、観れば一発でわかります。
フォッシーのエッセンスがこれでもか!とばかりに詰ったダンス・シーンですし、彼女以上にフォッシーの振りを素敵に踊れるダンサーって多分、ほかにいないんです。百聞は一見に如かず。

Sweet Charityは何度かリバイバルしていますが(B'wayで)、みいこさんのお好きなビビ・ニューワースも演ってますよ。
彼女はこの役で、たしか最初のトニー賞を受賞したはずです。

ということで、この両作品は、フォッシー入門のいろはの「い」、ご覧にならないうちは、みいこさんのことをフォッシー・ファンとは認めませんので(笑)、とっととDVDを買ってください。
レンタルでも出回ってると思いますよ。

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