スポンサーサイト
--.--.--.-- Posted in スポンサー広告
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
The Addams Family
Mon.29.03.2010 Posted in @Theater

『The Addams Family』

@Lunt-Fontanne Theatre


CAST:
Nathan Lane
Bebe Neuwirth
Terrence Mann
Carolee Carmello
Kevin Chamberlin
Jackie Hoffman
Zachary James
Adam Riegler
Krysta Rodriquez
Merwin Foard
Jim Borstelmann





はじめに申し上げておきます。




本作のオープンは、4月8日です。

あと10日ほどでございますね。


ですからつまり、わたしが観たのは、プレビューなんです。


プレビューです、プレビュー
いまだ作品として、未完といえば、未完なんです。



だから、正式に幕を開けたら、もしかしたら、とんでもない傑作に化けている可能性もあるんです。
(まぁ、おそらく難しいだろうとは思いますが)




・・・別に、自分に言い聞かせているわけじゃありませんよ?




100329-1.jpg



とにかく、一言で言うなら、本作に対するわたしの。



期待値が、無闇に高すぎた。




色々と考えてみましたが、敗因理由の第一は、個人的にはこれに尽きます、ハイ。





だって、ねぇ?


ネイサンですよ。

あのネイサン・レインの、実に久しぶりのミュージカル復帰作です。



で、共演作がビビ・ニューワースでしょ。


大好きなんですよ、お二人とも。


本当に。



この、気難しいわたしが。
とにかく、この人が出ていたら、四の五の言わずに大人しく劇場に駆けつけるっていう。

アクターとして、芸人として、心から愛する役者のうち、実に二人までもが。


主役を張っているんです。




それが仇になったか。。。







まぁ、そんなわけで。

ネガティブなことを書くのは趣味ではございませんので、いちいち、アラを列挙するようなことは控えます。


ただ、一言だけ、言わせていただくならば。


プロデューサー及び演出家は、へたな色気・・・と言うか。

助平心を、きっぱり捨てて。

プロとして、メリハリのある、的を絞った、潔い演出にすべきです。



商業演劇として、色々と大人の事情があるのは理解しますが。


全方位に向けたファミリー・ミュージカルに仕立てるには、そもそも。
この物語が持っている本質的にも。

二人の主演アクターの資質的にも。


あまりにも無理がある。



というか、すべての層をターゲットにするってことは、どの層にも結局、フィットしないってことですよ。

マーケティングの基本じゃないのか、そんなこたぁ。


100329-2.jpg



若者の恋のパートなんて、はっきり言って、一切不要。
むしろ邪魔です。

彼らが、お互いへの熱い情熱と恋心とアイデンティティへの葛藤を歌い上げるたびに。

おいおい、こりゃNext to Normalか?的な。


とんでもなく白っぽい空気が、劇場内に漂うのは、全然気のせいじゃありません。


思いっきり、浮いてるんですってば。



もう、ほんと、お願いです。


若者や、子どもや、流行やら現代の風潮やらに、いちいちおもねるのは。

頼むからやめていただきたい。


そんなことをせずとも、客は、観るべきところをきちんと観ます。





それからね。


有名どころが揃い踏みで、それぞれに見せ場を用意したい気持ちは。
とってもよくわかりますが。


そのどれもが、正味な話。



たいへん、中途半端



です。


中途半端はよろしくない。



ここはきっぱりと。
ネイサンとビビのボードヴィル的名人芸に絞って、どうか。

骨格から、再度、きっちり練り直していただきたい。


B'wayのショウビズの、根性を見せていただきたい。



そのために、多少、オープン日が延期になったって良いじゃないか!
(ダメですか無理ですかそうですか)



本来ならば。


ネイサンとビビをもってすれば、問答無用で。


その技量で、そのオーラで。


劇場に詰め掛けた観客をねじ伏せ、一瞬にして虜にするなんて、実にたやすいことなのだ。



そのくらい、素晴らしいアクターなんです。


もっと、役者を信用しろ。







わたしは、マーチャンダイジングが観たいのではないのだ。



役者の、渾身の、至高の芸が観たいんです。



ほんと、お願いしますよ。



100329-3.jpg


« Snowdrop | Home | From India »

comments

MARIさん、こんばんは。
アダムス・ファミリー、恐れていた方向に行ってしまいましたか…。

若者同士の恋って?
そんなの映画にありましたっけ??
確かにファミリー向けにすれば一家でご来場で
チケットがばんばん売れますけどねぇ…。

実は私はKevin Chamberlin氏のファンなんですけど、
あの山下清アメリカ版みたいなキャラが観られればいいかな~
程度の期待だけ持って行くことにします。

Kevin Chamberlin氏

メガヒヨさん

Kevin氏=山下清USA版って・・・メガヒヨさん、お目が高すぎます!(笑)ああおかしい。
あ、でも、彼は目立ってますよ。と言いますか、彼がナレーション役ですべての物語が進行するんです。いわば、YFのアイゴールみたいな役回りです。
そしてまた、彼と、弟くん=パグスリーが、元ネタ映画に一番、忠実な役作りですね。

若者同士の恋は、ウェンズデイと彼氏のことです。
舞台版は、映画の後日談ってことになっておりますのです。

それぞれの役者がとっても芸達者なもので(ウェンズデイ役の彼女とその彼氏だけは、歌唱や演技メソッドがわたしの好みとは違いました)、演出が欲張り過ぎたかな、という印象ですね。
一番盛り上がるのは、例のテーマ曲が流れるオープニング・・・というか前奏部分なんですよ。観客の期待も盛り上がりもそこがMAXで、あとは下降線を辿る一方、と。それはどうか。

後半の見せ場は、ビビとネイサンのタンゴなんです。ここがわたしとしては、一番ダメ出しをしたい箇所。
ビビにあの程度の踊りって、舐めとんのかい、責任者出て来いやゴルァ!と。

小道具系も面白いんですよ。Mr.ハンドとか(一瞬ですが)、蛸とかオードリー的食虫植物とか、タッセル(カーテンのです)とか。しかしながら、それがイチイチね、ちっとも効いておらんのですよ。。。

実は、シカゴのトライアルが冗長すぎるってんで、ショー・ドクターが入ったらしいんです、B'way版は。
でもですね、わたしとしては、ドクター、ギャラ分の仕事をきっちりせんかい!という感想でした。てか、シカゴ版の方が、ネイサンの出番が多くて、その分面白かったんじゃないか?という気がします。

ま、でも、あくまでもまだプレビューですから!
わたしも正式オープン後には、もう一度観るつもりですよ。

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

trackback


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。