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Fri.05.03.2010 Posted in flowers

お願い。


あなたの、一番好きな花を教えて。





ある日。


わたしが、そう尋ねたときの。



しばし考え込んだ、彼の。


真剣な表情を、今でも。



はっきりと覚えている。




しばらくして。



ああそうだ、と明るい笑顔になって。


その花の名前を答えてくれた彼に。




でも。



わたしは一瞬、反応できなかった。



英語名を、知らなかったのだ。






わかる?
綴りは、こうだよ、と。


そう言って、スペルを一語一語。


ゆっくりと、丁寧に発音して。




それでもなお、ピンと来ていないわたしに。



花弁はこうで、こんな色でね。
どう説明したら良いんだろう、ほら、こんな形なんだよ。


わかるかい?と。




身振り手振りを交えて、一生懸命に説明してくれる彼は。



本当に、やさしかった。








帰宅して、辞書を引いて。


あらためて、その花の日本語名を知った瞬間。



わたしの心は震えた。





彼は、覚えていてくれたんだろうか?


偶然だろうか?


その両方か。





その花は、わたしにとっては、とても。


特別な花だったのだ。









そして。



その日以来。




わたしと彼の間で、その花は。




愛情と友情の証となった。





100305.jpg





わたしをフローリストにしたのは、彼で。





彼も、そのことを、よく知っている。



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