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海女
Sun.11.10.2009 Posted in Travel(domestic)

091011-3.jpg


ミキモト真珠島にて。



伊勢(てか鳥羽)の海は、波が静かで明るい。


開けた海岸線も、やわらかなグリーンの海の色も、なんというか。

全体の印象としては、とても女性的。


そんな海の情景に、海女さんたちは、なんともマッチしていて。
なかなか、良い景色であった。




091011-1.jpg



こんな海女船で、はるばるやってきてくださいます。


素潜りの実演をしてくださる海女さんたちは、皆さん。
たいへん、お若くて別嬪。


解説の方に「19歳の若手の海女です」と紹介されたときは、周囲のオヤジどもの間に。

さざなみのように、静かなざわめきが広がりました。



何を考えとるんじゃ!



とか何とか言いながらね。

「色っぽいねぇ」などと嘆息し、かぶりつきで。


誰よりも早くオヤジ化していた女子は、ほかならぬこのわたくしです。


だって!
色っぽいんだもの!



この白い衣装と、陽光に反射して、ちらちらと波間に翻る肌の白さがね。

妙に、なまめかしいのでございます。



実際には、こんなに若い海女さんは、そうそういないであろうし。


この後寄った海女小屋におられた現役海女さんたちは、どちらかというと。

北島三郎テイストの。

日焼けした肌と塩辛声が素敵な、いかにもきっぷの良い海の女、というかんじでしたし。


彼女らのまとった海女服も、現在は、黒いウェットスーツにとってかわられて。
ほとんど、壊滅状態だそうですよ。

そもそも、この白には、鮫避けの効果があったそうです。



情緒だけじゃやってられないのが、仕事の現場だよねぇ。



091011-2.jpg


海女さんが、潜水後に行う長い呼吸音を、この地方では「海女笛」と呼ぶそうですが。


その音も、どことなく甘く、はかなく。


波間に消え入るような物悲しい調べが、たいへん叙情的でござった。




ああ。


たまには、日本をこうして旅するのも良いもんだな、と。



あくまでも穏やかで、柔らかい風情の。


鳥羽の海を眺めつつ。


ぼんやり思う、秋の入り口でございました。



« The beautiful things | Home | 赤福氷 »

comments

MARIさんの凛とした文章に触れるととある好きなエッセイストの
方を思い出してしまうのですが、その方はルックスもハートも
とってもオトコマエの人なのでした(^^;;

海女さんの白は鮫よけだったのですね~。
遠縁に神島の立派な漁協長に嫁した大叔母がいるのですが
「潮騒」を書かれる際に三島由紀夫先生をお世話したこと
があると聞いたことがあります。
海女さんは力強く逞しいのに、あの肌にぴたりとくっつく白の
衣装はどこかなまめかしくもあり、修道女のように潔癖ささえ
あり二面性をあわせもっていますものね。
三島先生は女のそういったところを海女の白に重ねていたの
かなあなんて思ったりです。

mint2さん

過分なお褒めをいただきありがとうございます。
しかし、わたくしごときは「オトコマエ」ではありませんです。
まだまだほんのヒヨコ。
わたしの周りには、たいへん有難いことに、ごっつオトコマエな老若男女が国内外を問わずたくさんおわしまして、わたしは彼らの後をヨチヨチ歩く雛鳥です。けつにカラがついてます。

まぁ目標が明確なだけに、迷いってのは基本ないんですけど(笑)、でもしょっちゅう迷子になってます、ハイ。

これは別のところで聞いた話ですが、鮫ってのは目が悪くて、要するに陽光に照らされた水面の影を獲物と思って食いつくらしいんです。なので、黒っぽいウェアを来て水面近くでパチャパチャしているのが一番デンジャラスなんだそうで。

それから類推するに、白は太陽に反射するので、それが多分、鮫には目くらましになるんでしょう。
昔ながらの海人の知恵ですね。

海女ですっ

一緒に潜りたいーーー
やっと伊勢特集の「リシェ」という雑誌を取りに行った私。
行きたいと満点でございますっ

まずは、来月奈良のあの神社へ行ってまいりますっ
三輪様っ 初でございますっ
ドキドキッ

yuricoさん

誰が海女よっ!(笑)

伊勢良かったよ。スピリチュアルなことはわたし、全然わからんちんなんですけど、なんか良かった(笑)

三輪神社、初めてですか?
いいっすよ、山之辺の道。
来月だったら、紅葉はちょっと遅いかもしれませんけども、秋の大和路は素敵よね。

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