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■MOVIE■『96時間』★★★★★
Mon.07.09.2009 Posted in Movie

96-top.jpg


17歳になったばかりの愛娘・キム(マギー・グレイス)が、初めての海外旅行で訪れたパリで何者かに誘拐された。

かつてCIAの凄腕諜報部員だった父親のブライアン(リーアム・ニーソン)は、娘を奪還しようと決意。
単身パリに乗り込む。

ほどなくして、キムを誘拐したのはアルバニア系の人身売買組織だと判明。
誘拐されて96時間以上経過すると、身柄の確保の可能性は、ほぼない。


ブライアンは、単独で捜査を開始する。




2008年フランス映画。

原題は『Taken』。




ええと。




親父、暴走。



以上。



え?


いや、だってね。


これ以上、内容人物ストーリー、インプレッションその他について、一体何を説明しろというのか?っていう。

本作は、そういう映画なんですよ。



だって。



冒頭20分間もかけて、リーアムの、情けないも愛らしい。
中年親馬鹿落ちぶれやさぐれスウィートな親父っぷりを。

延々と、これでもかとばかりに見せつけられたその後は。


最愛の娘をさらわれた途端。

理性も何もかも吹っ飛んで、怒りで逆上して。
血みどろな追跡劇を繰り広げるおっさんの暴れはっちゃくな姿を。


最後まで、ただひたすら。


これでもかこれでもかこれでもか、と。


畳み掛けるように連打、連打、連打。



・・・というだけの映画なんですから。

これ。



以上!



あ、映画としては、かーなーりー面白いです。

馬鹿馬鹿しいですけども。


ベタですけども。

突っ込みどころがあまりに満載過ぎて、途中から突っ込む気すらも失せますけども。


でも、エエのよ。



はっきり言って、話自体は。

ビッグコミックとかで連載している、やっすい劇画と、ほとんど寸分の差もないようなもので。
(ってよく知らないけど、ビッグコミック)

単純っちゃあ、これ以上ないくらい単純ですし。
荒っぽいことこの上ございませんよ。


でも、んなことは、どうでも良いのです。



リーアム親父が素敵なので許せます。


すべて帳消し。

むしろ、お釣りがくるかも。




エクスキューズ不要!



以上!
(もういい)



要するに、この映画が成功している要因は、ね。


ただひたすら。

主役に、このアイルランド出身の、無骨ででっかい、見るからに不器用そうな。

体のキレもイマイチな、見た目的には壮年下り坂の。


ザ・おっさん俳優


を配したところにあります。


それに尽きる。


シンプル・イズ・ベスト。



茶漬けにお新香、みたいな。





96-1.jpg





だって、極論を言えば、要するに。

「娘の処女を守る」ってだけの、超・極私的な動機と理由で。



犯罪組織に関わる面々を、基本的には。


皆殺し。



そればかりか、あろうことか。


何の罪もない、元同僚のヨメにまで発砲し、どえらい重症を負わせ。



・・・・・・。



ああ、なんて素敵なの。
(うっとり)



・・・劇画には劇画の、お約束というものがあり。
そのお約束にのっとった上での、ロマンティシズムというものがあるわけですけども。


本作は、そのツボを、ひとっつも外さず。
劇画としての本分たるものを、決して忘れず。


非常に潔く。



雨にも負けず。
風にも負けず。

雪にも夏の暑さにも負けぬ

丈夫なからだをもち。


東に娘を拉致した男の影あれば
行ってボコにし、車に轢かせ。


西に組織のアジトがあれば
行って工場ごと爆破炎上、誰彼構わず片っぱしから血祭りにあげ。


南に娘誘拐の実行犯あるとなれば
行って両足をさっくり串刺し、電流MAXで責めたおす。




そんな、ナイスな暴走親父を、アリクイ(ないしは象さん)にそっくりの。

ガタイは確かに立派だけども、顔だけ見ると、目がつぶらで。

いかにも草食系な。


T-レックスというよりは、絶対にアンタってステゴザウルスとかマンモスだよね、な。


とにもかくにも、リーアム・ニーソン。



VIVA、リーアム!



な、映画でございましたよ、ハイ。




そんなわけでね。



・・・わたしは、もう1回見たいかも。
(オヤジらぶ)


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comments

サブウェイ観ようかなーと思ったら、こっちはリーアム・ニーソン、、
クワイ=ガン・ジン(SWね♪)じゃ~ないですか!!
あと、レミゼでパンを盗んだ人!(ジャンバルジャンだっけ)
私も顔とは別としてこの人の演技は好きだわ。
で、感想も面白くて読んじゃった~~笑。あ、でも特にネタばれするようなものもないんでしたね^^;

みいこさん

何言ってんですか!
リーアム親父といえば、Love Actuallyでしょ!
あとはアレだ、プルートで朝食を、とか(笑)

わたしはこの人、顔も好きですよ。
イギリス系の役者では、わたしにとってはリーアムと殿とアラン・リックマンが三大巨匠です。ジュード・ロウ?そんな若造はおよびでないよ(笑)

わたしはSWは旧作だけかな、観たのは。で、もうそれでお腹一杯。
基本、ファンタジー系には、古今東西関わらず食指が動かないタチでね。指輪物語も、一応観ましたけども、ほーそうですか、ほーほーで終わりですしね。ハリポタなんて、1作も観てません(し読んでませんし、読みません)
オタク気質はゼロなの、実は(笑)

この映画は、血とか痛いのがダメとか、そういうのがなければ楽しいですよ。電流ビリビリとかね。
みいこさん、そのへん大丈夫だっけ?

そのへんは・・基本ダメかな・・でもものによるかも。
最近だと、スウィニートッドは作品としては好きなんだけど、あの血プラス、スパーンとした切れ味満載ってのが苦手で^^;;そこだけ思わず目をそむけてます。
といっても、先日も懲りずにDVD借りてきて大画面で観ましたけどね笑。あれ以上じゃなきゃ大丈夫です♪
電流ビリビリはぜんぜんOKです笑。

でLove Actuallyって題名だけは聞いたことあります!
これって恋愛もの?!恋愛ものはよほどいい作品でないとめったに観ないので、、ほんと観ないな~笑。
MARIさんのファンタジー系と一緒で、私も恋愛ものには食指が動かないかも。

みいこさん

Love Actuallyは、恋愛ものとは違いますね。
広い意味での愛を扱った物語ではありますけども。てか、愛の形は一つではないよっていう話ですね、どっちかって言うと。
ほろりとしますけども、基本は人情コメディです。とっても良い映画。傑作ですよ。決して贔屓目ではございません!

でもって、本作では、わが殿がロケンローラーで全裸になります。歌も歌います。ヨレヨレでサイコーです(そこか)

DVDを持ってますんで、今度お貸ししますよ。
そうだ、スウィーニーのコンサート版と一緒にね!
(どんなカップリングだ)

>ロケンローラーで全裸
これが気になるので笑、観てみたい♪上質なコメディもいいですよね、楽しみ!今度よろしくです^^

みいこさん

へい、合点です!

・・・この映画の殿は素敵ですよ~ファンになっちゃっても知りませんからね~(笑)

電流びりびりーは、あっさり見れたのですが
元同僚嫁の腕を撃ったのはええ?足ちゃうの?と
思いましたがMARIさん同様、暴走オヤジ、ええん
ですーでした。(^^)

船に追いついているのに車から降りてリーアムが
セーヌ川べりを必死で走るシーンの表情がよいです。
娘を助ける為ならエッフェル塔もぶっ壊してやる!と
言ったので、橋を壊して船に車ごと乗り上げるかな?
って思ったのですが・・・・(^^;;
ラブアクチュアリー、私も好きですー。

mint2さん

こーゆーナンセンスな馬鹿映画は、細部に突っ込む行為それ自体がナンセンスですね。
だって彼ら、リアリズムなんてこれっぽっちも追求してませんもの。誘拐シーンの初っ端で、はっきりとそういうサジェスチョンがありますね。

そもそもがこれ、リュック・ベンソン製作ですよ?彼の作るものには何の教訓もありゃしませんよ。
あるのは劇画的ロマンティシズムだけ。そしてそれこそが彼の味なんですね。

てか、わたしはこの「劇画的ロマンティシズム」って既にフランス映画の伝統と言うか、お家芸だろうと思います。
ああ、こりゃもうラテンの血のなせる技だな、と。

本作がヒットした理由は、実に明白です。
つまり、人間が生きる目的はシンプルな方が美しいんじゃ、と。
四の五の言っとらんで目的達成のためにとっとと戦わんかそこのボケ、と。

一見うらぶれたオヤジが無言で啖呵を切るその姿が、観客の心にシンプルな感動を湧き起こすんですよ。

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