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Beatrix
Wed.12.08.2009 Posted in flowers

090811-4.jpg


華やかなオレンジ色が美しいこの花の名は、ベアトリクス。







オランダ原産だそうです。
科目や品種は不明。


聞いたけど忘れました。



"Beatrix" というのは、オランダ王室の女性に代々受け継がれている、伝統的な名前ね。

現女王も、ベアトリクス様です。





蕾のときの、控えめで愛らしい風情から一転。

開花すると、いきなり。
こんなに鮮やかな姿になる。



090811-1.jpg




これは、初日に作った花です。

ベアトリクスをメインに、チューリップとレース・フラワー。


それに、カモミール、ミント、オレガノ、セージと。

ハーブを沢山使った。



店から花を抱えて帰る道すがら、そして製作中。

舞台を見ている間中も、ずっと。


自分の作ったブーケから匂い立つ、爽やかな芳香に。

一番癒されていたのは、多分、わたし自身だった。




090811-2.jpg



今ここに、自分がこうしているそのこと自体が、もしかしたら。


夢なんじゃないか?




そんな風に感じていました。



幸せすぎて、涙が出た。



090811-5.jpg





再会の挨拶もそこそこに。


あえてラッピングも何もなしで、このまんま。


鏡の前に座る彼の手に、花を預けた。



その方が、粋だと思った。


こんな素朴な、野草のブーケに、余計な飾りはかえって邪魔だろう。



舞台がはねて、いつものように。

まるで魔法のように、あっという間にメイクを落として。



穏やかで優しい素顔に戻った彼は。


とても喜んでくれた。




そして、真剣な面持ちで。


花に顔をうずめたかと思うと。



大きな音を立てて、思い切り息を吸い込んだ。



そして、歓声をあげた。



まるで子どものような、無邪気で素直なその仕草が、とても可愛らしかった。





と同時に。


ああ、やっぱりこの人はいつでも。



わたしのことを、ちゃんとわかってくれているんだな、と。





自分は何て幸せ者なんだろう。



そう思って、わたしはただ。




心から感謝した。




090811-3.jpg




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comments

このお花のことを初めて知りました。
あんなに丸い蕾からこんな凝った造形の花に変身するなんて、本当びっくりです。

それにしても写真からもさわやかな香りが伝わってきますね。
そこに顔をうずめるハワードさん。
想像できる微笑ましい光景です。

メガヒヨさん

意表を突いていますでしょ?
この蕾にしてこの花ですもんね。
花そのものは小ぶりで可憐なんですが、立体感があってとにかく惹き付けられる花でした。

ハワードは、これぞ「ザ・大人」っていう、完璧な紳士の顔と、ピュアな子どもの心をあわせもった人です。
わたしの中では、優れたアーティストの条件の一つに、「永遠に老いることのない瑞々しい感受性をいつまでも保ち続けるだけの強靭さを持っていること」というのがありましてね。
彼は、まさにそういう人なんです。

これって、芸術畑で生きる人間にとっては、かなり重要な資質でね。
というのは、それが、本人が後天的に、あるいは自覚的に身につけようと努力してどうにかなるってのとは全く別の、それこそ天賦の才能であり、ギフトだから。

そのへんが中途半端だと、アートと名のつく世界ではプロとしては長持ちしない、いずれ必ずボロが出るっていうのが、わたしの持論です。

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