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For the glorious future
Wed.20.05.2009 Posted in flowers

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これは、新たなスタートだ。

あの人にとってもわたしにとっても。



素晴らしい再出発となるように。

想いを込めて、花を作ろう。




彼もそれを望んでいるのだ。


あのときの彼の目が、微笑みが、そう語っていた。



090520-1.jpg


昼過ぎからショップに出向く。


彼とわたしの、好きな色ばかりを選んだ。


溢れるような色彩で一杯の店内を、隈なく見て回って。

中でも、とりわけ艶やかな花弁の。
華やかな花、香り高い種類を、一つ一つ。

時間をかけて探していった。



二色の大輪の芍薬。
クリーム色の、たっぷりとしたガーデンローズ。


深い紫の、ビロードのような質感のオランダ・チューリップ。


アクセントに、赤紫色のぜんまい。
そして、同系色のアーティチョーク。


090520-2.jpg



すっかり馴染みになったスタッフは、オランダ・チューリップを2本。
そっとプレゼントしてくれた。


嬉しかった。



090520-top.jpg


グリーンは、ユーカリにゼラニウム。
それに背の高いパセリのような、ライト・グリーンの明るい葉。

これは、名前はわからない。
チリチリと縮れた葉が個性的で、奥行きを出すのに良いと思った。



これに加えて、ゲイラックスとスイートピーも入れよう。

すべて使おう。


わたしが今持っているものはすべて出し切ろう、と思った。


090520-10.jpg




両手一杯に花を抱えて帰宅して。

一息ついてから、製作にかかる。



外出から帰ってきた友人が見守ってくれている。


手を動かしているうちに、だんだんと周囲の気配が遠のいて、消えていく。


ああ自分は今、集中しているな、と思う。



090520-8.jpg



一通り出来上がったら、今度は、引いていく作業に入る。

密集しすぎていないか。
色のバランスはどうか。

空気感のないアレンジは見ていて苦しい。
素人くさい。


余白が大切なのは、何も花だけに限らない。



画家を生業にしている友人は、そういうときは、作品を鏡に映すと良い、と教えてくれた。

絵を描くときにはよく使うテクニックだ、と。


つまり、視点を変えてみるということ。



090520-9.jpg



アレンジに使うかもしれないと持参した、鳥の羽飾りは。
短く切って、金で彩色した葉とリボンで束ね、ラッピングに使うことにする。






その夜。


ステージがはねた後の楽屋で。


彼は、満面の笑顔で迎えてくれた。


そして、とても喜んで。

その大きな手で、花を大事そうに掲げて。


すべての角度から隈なく眺めては、賛辞の言葉を降らせてくれた。


090520-6.jpg




お礼を言わなければいけないのはわたしの方です。



あなたが、どんなにたくさんのことをわたしにしてくれたか。

愛情、生き方。
勇気、情熱。

自分の可能性を決して諦めないこと。

全力を尽くすということ。



寛容さ。
謙虚であること。

自分を赦すこと。


人を愛するということ。




どれだけたくさんのものを、惜しげもなく、あなたがわたしに与えてくれたか。


感謝してもしきれるものではないんです。




わたしには花がある。
だから、わたしは、これからもずっと。


あなたのために花を作り続けます。




わたしは、あなたの決めたことなら、いつでもサポートする。

それがたとえ、どんなことであっても。






そう言ったら、彼は、わたしの体を両腕で抱いて。



しばらく、無言のままだった。




090520-4.jpg



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comments

MARIさまも

この方から惜しみない多くのものを受けた分、
惜しみない愛情を注いでらっしゃるのが花々を見ていてわかります。
本当に美しい花束です。
花に対する自分の知識力が低いのが残念ですが、
それでもずっと眺めていたいと思わせる
素晴らしい魅力に惹きつけられます。

きゃろさん

ありがとうございます!嬉しいです。

全くの赤の他人、それも年齢も国籍も言語も何もかもが違う人と、ここまでの関係が築けるなんてことは、さすがのわたしも、夢にも思っていなかったです。
まるで奇跡のような出会いだったと。つくづく。
神様からのギフトだろうとさえ思っていますよ。

こういうことって、世の中にはあるんですね。
人生ってほんと、面白いものです。

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