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■MOVIE■『ホット・ファズ』★★★★★
Thu.12.02.2009 Posted in Movie

hot-fuzz01.jpg


そのあまりに敏腕さ故に上司らに妬まれ、ロンドンから辺鄙な田舎に左遷されたエリート警官、ニコラス・エンジェル(サイモン・ペッグ)。

酔っ払いの身柄を確保したり、脱走した白鳥を追いかける退屈な任務をこなすうちに、平和なはずの村で、不気味で残虐な事件が連続して発生する。

エンジェルは同僚のダニー(ニック・フロスト)らと共に捜査を開始するのだが・・・。


英国産ゾンビ馬鹿コメディの傑作『ショーン・オブ・ザ・デッド』エドガー・ライト監督が、同作の主演サイモン・ペッグ(共同脚本)と再度タッグを組んで作り上げたアクション・コメディ。

出演はほかに、ジム・ブロードベント、パディ・コンシダイン、ティモシー・ダルトン、マーティン・フリーマンら。


そして、 ビル・ナイ
(キャーッ!)



新橋文化劇場にて、ロードショウ落ちを鑑賞。

わたしはね。

たとえロードショウを観逃してたとしても、映画は出来る限り、フル・スクリーンで観ます。
DVDは最後の手段。
それがポリシー。

だって、フル・スクリーン用に作られてるんだもの!
それ用の環境で観なきゃ、別物になるのよ。

映画は基本、映画館で!
(力一杯)


とまぁ、そんな、我ながら頑固一徹なポリシーのおかげで。

この作品も、山手線の高架下、わずか50シート。
隣は老舗ポルノ映画館、という。

わたしの映画鑑賞歴でも、1、2を争う、しっぶいシチュエーションで鑑賞することに相成りました。

何?
この場末感は。

この日、わたしは多分、劇場内の紅一点だったと思います。
ふはは!


だってね。

本作は、わが殿がご出演遊ばされているんですよ。
わたし、日本公開のための署名運動にまで参加しているんですよ。

なのに、見逃したからね・・・。
(忙しかったんですよ!)


久しぶりに拝見する、わが殿のご尊顔。
ファンとして、都内での再上映の機会を、みすみす見逃す手はないのですよ。


気合を入れて朝イチで観たよ!
殿のために!


んで。

最高に面白かったです。
もう、大笑い。

って、笑ってるのは、わたしだけだったと思いますけどね!
特に、殿の出番で。


billnighyhotfuzz.jpg


殿!
(卒倒)


ええと、殿の役は、ロンドンの首都警察の巡査部長。
・・・の、さらに上のえらい人。

部下はマーティン・フリーマン
『銀河ヒッチハイク・ガイド』ぼんくら・アーサーですね。

この人と殿は、『ラブ・アクチュアリー』でも共演しています。
てか、イギリス映画界は狭いので、知った顔ばかり出てきます。

イヤミったらしいキングス・イングリッシュで、サイモン・ペッグに左遷をかますんですがね。
あ、殿がね(笑)
ここの出番は、ほんの一瞬で終わります。


でも、最後の方で、ヘリに乗って再登場。
サイモン(てかニコラスに)「戻ってきてくれないか?署の成績が落ちてね」とか言って。


美味しいがな!


両脇に部下を従えてヘリから降りてこられた殿は、まるで女王様のような優雅さでした。
Her Majesty!ってかんじ。
お手をどうぞ!みたいな。

制服も制帽も、死ぬほどお似合いになられます。

この上なくエレガントにして、おマヌケ。
それがわが殿。

てか、やりたい放題です。
『ショーン~』でもそうでしたが、殿はほんと、シャレがわかっていらっしゃる。

素敵だわ。


あ、ちなみに、ケイト・ブランシェット姐さんも出てますよ。
「目」しか映らないんだけどさ!

でも、目だけでわかるけどね、ケイト姐さんだって。

この人も、ナイスでおもろい人です。
大女優のクセに!


映画の方は、『ショーン~』の成功で予算がついたのか。
思ったよりも金がかかっていて(ブリット・コメディとしてはね)、軽く驚きました。

でもって、ものすごーくよくできてました。

脱力感と紙一重のスラッシャー描写とか、エドガー&サイモンの持ち味も健在。
劇中幾度も挿入される、ポリス映画へのオマージュも楽しい。

音楽の使い方が、これまたブリリアント。
(てか、笑える)

中盤のパブでのグダグダ加減とかね。
相変わらず、最高でした。
イギリス人は、とりあえずパブだよね!みたいな(笑)


田舎のじいさんやばあさんの悪辣っぷりも素晴らしい。
これなんか、ほんと、ブリットの持ち味。
まさに、本領発揮だと思うの。

メリケン産コメディには、とても出せないよ、この毒気。

パロディ&オタク体質や、映画への愛の方向性が、よく言われるようにタランティーノのそれに通じるものがなくはないんですが。
決定的に違うのは、やはりこの、スカシの入った毒だと思います、ハイ。

わたしはどっちも大好きですが、体質的に合うのはブリットの方だな、多分。


終盤、よぼよぼの年寄りたちが二挺拳銃やマシンガンをぶっ放すシーンなんかね。
もう、そりゃあ、楽しくってしょうがなかったです。

あんたら、最高や。


最後に、一網打尽にした悪年寄りのマグショットを撮るんだけどね。
ここ、みんな、いい顔しているんだよなァ。

悪辣にして、チャーミング。
なんか可愛いの。
極悪なんだけどね、じじいもばばあも。


そのへんのお嬢さんがイギリスの朴訥な田舎町に持ちがちなぬるいメルヘンなんざ、宇宙の果てまで軽~く吹き飛ばしてくれる。
そんな、たいへん痛にして快な作品です。

阿呆で馬鹿で悪趣味で、しかもセンスが良い。
三拍子も四拍子も揃った、最高に楽しいブリット・コメディ。

それでいて、最後はほろり。
人情も忘れちゃいませんよ。


また、ここはとても大事なところですが。

本作は、誰が何と言おうと、俺のやりたいのはこれじゃ、文句あるかぼけっ!という。
男気に溢れた作品でもあります。

映画も舞台も、やっぱりこれがなきゃね。


ということで、是非ご覧ください。
オススメです。



・・・もう名画座でしかやってないけどね!


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