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Her Sis.
Mon.05.01.2009 Posted in @Theater

先日、某劇場にて。



インターミッション中に。

化粧室で話しかけてこられた、妙齢の女性がいました。


着物姿で観劇なんざしてると、ほとんど珍獣扱いでね。
それはもう、しょっちゅうしょっちゅうしょっちゅう(もういい)、見知らぬ人から声をかけられます。

かけられ倒します。

もはや慣れっこです。


しかし、民族衣装に敬意を払っていただくということは、日本人として誠に有難いことなので。

そういうときは、いつも。
にっこり笑って、晴れやかに御礼を言うことにしている。


ので、このときもそうしたんですけどね。

ただ一つ、通常と違ったのは。

この女性が、流暢な日本語で話しかけてきたことだった。

「日本人ですか?」
「とっても綺麗ね!」って。


・・・挨拶やお礼の言葉程度ならともかく。
賛辞の言葉を、アメリカ人の口から日本語でってのは、かなり珍しいです。

ので、ちょっと驚いたけども、驚いただけに、日本語ではとっさに返せず。
わたしは席に戻る途中だったし。

英語でごく簡単にお礼を言うに留めた。


でも、印象に残ったわけですよ。
レア・ケースだったから。



そうしたら、その後。
終演後の舞台裏で、なんと再び。

その彼女から声をかけられました。
・・・またしても、流暢な日本語で。


さすがに吃驚して。
(大体こんなところにフツーの人は入ってこない)

話を聞いてみると、この彼女は、なんと。
アルタネイト歌姫のエリザベスの、実の姉さんだというじゃありませんか。

「エリザベスね、わたしの妹ちゃん」。

だって。


どうりで、綺麗な人だよ!

髪の色と体型は少し違ったけど、言われてみれば。
妹とそっくり同じ、少しふっくらした面立ちの、知的な雰囲気の美人でした。

わたしは別嬪が大好きなので。
美人とお近づきになることは、いついかなるときでも大歓迎です。


で。

「なんでそんなに日本語が上手なの?」と英語で聞いたらね。

昔、学生の頃に、日本に2年間、留学していたことがあるんだって。
三重県に。

・・・ってのを、日本語で返されました。

「田舎よ~」だって。


面白いんですけど!


彼女は、友人数人と一緒でした。
終演後、妹の楽屋を訪ねにきたのね。

「I'm very very proud of my sis.」と、本当に誇らしそうに話す彼女に、うんうんと。
深く頷くわたくし。

実の妹が、世界の檜舞台でヒロインを務めているんだからね。
そりゃ、誇らしいだろう。

嬉しかろう。

わたしにも妹がいるから、よくわかるよ。

どんな気持ちなのか。



そんな風に、英語と日本語ちゃんぽんで、ベラベラと喋くるわたしたちを、連れの方々やスタッフも面白そうに眺めておられました。

アメリカ人は素直だから、思った疑問は割合、そのまま口に出す傾向があるでしょ?
だから、皆、同じことを聞くの。

「どこで日本語を覚えたの?」
「なんで日本語を喋れるの?」
「あなたは誰を訪ねてきたの?」

って。


エリザベス姉とわたくしは、いちいち彼や彼女に説明しましたよ。
なんかこう、激しく盛り上がりましたよ。


おまえらは、人様の仕事場で何をやっとるんじゃ!


で、その後。

一旦別れてね。

彼女はエリザベスの部屋へ。


で、しばらくしたら、私服に着替えた(でも舞台化粧はそのまんまの)エリザベスと一緒に、一同を引き連れて階下に下りてきましてね。

そうしたら、エリザベスが、わたしを見るなり。

「○○○○!(←姉ちゃんの名前)ここに日本人がいるよ!」って。


もう会ったよ!


素のエリザベスと会うのは、実はこのときが始めてでした。
わたしは、どういう天の差配かわかりませんが、あまりアルタネイト歌姫に当たることはないのね。

ちなみにアンダーには、もっと当たりません。
てか、一度も当たっていないな、そういえば。


とにかく。

そのエリザベスも、姉さんの影響で、少しだけだけども日本語がわかるそうです。
少ない語彙で、それでも一生懸命、わたしに話しかけようとしていた。


・・・かつて。

彼女を評して「小林幸子似」などと書いたことをね。

懺悔すると共に、心から謝りたい!

小林幸子よりもずっと可愛いし、若いし!
(アタリマエだ)

歌も巧いから!

演技も格段に良くなっているし!
本当に!

まぁ、そんなこんなで、なかなか面白かったのですよ。


そのうち、エリザベスが衣裳部屋に入っていきましてね。
姉ちゃんの友達に、ウェデングドレスから始まって、自分の衣装の説明を始めました。

終演後は、一番最後に着た衣装から手前に、ラックにかけてあるんですよ。
衣装に篭った体温を飛ばすために。



で、その場にも、エリザベス姉に肩を抱かれて、一緒についていくわたくし。


いえ、もう何度も見た事も、説明を聞いたこともありますけどもね。
ついでに、着せてもらったこともあるんですけどね。

でも、歌姫本人によるバックステージ・ツアーってのは、さすがにね。

稀少でしょ?


そうこうして遊んでいたら、階上からお呼びがかかったので。
わたくしは、そこで中座いたしましたけども。

なんというか、ほのぼのして、実に楽しい時間であった。


別れ際。

「ほなまたね!あ、これ大阪弁!」
と。

あくまでも明るく、ぶんぶんと手を振るエリザベス姉。


面 白 す ぎ る !




・・・いつも訪れる度に、必ず。

こうして、何かしら新しい出会いや、素敵な交流の時間を用意して待っていてくれる。



やっぱりここは、わたしにとっては、ちょっと。
(ちょっとじゃないだろ)


世界中でただひとつの、Very very special place。

唯一にして、ほかにかけがえのない場所。


とっても大切な劇場なのでございます。

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