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Heart to heart
Thu.18.12.2008 Posted in etc

1218-3.jpg

名前は知らない。

淡いピンクからくすんだグリーンへのグラデーションが、ああ、なんて柔らかくて綺麗なんだろう。

この世は美しいもので溢れている、と思った。




昔から植物が好きで、人より花の名前は知っている方だと思う。

大人になってから、周囲の皆が自分ほど花に興味がないことを知って、軽く驚いた。



わたしには、もう長年一緒に暮らしている猫がいて。
そもそも彼とは、18年前に。

当時付き合っていた人と、調布の神代植物園でデートした帰りに。
植物園に隣接された動物霊園の里親探しの会で、出会ったのだった。


わたしと恋人同士になった男の子は、皆必ず。
植物園に連れて行かれるの。

神代植物園と小石川植物園は、わたしの庭のようなものだ。
春夏秋冬、年に何度行くだろう?

神代植物園は、6月、薔薇の時期。
小石川は、初春が特に好き。


向島百花苑も、少し趣は違うけれども好きで、たまに足を運びます。
ここは秋が良い。



NYで花を作るようになってからは、英語で花の名を覚えるようになった。

きっかけは、あるとき、友人に。
好きな花の名前を教えてもらったこと。


一語一語、スペルを丁寧に発音してくれた、その声の深い響きと。
名前がわからないで戸惑っていたわたしに、考え考え、身振り手振りを交えて、懸命に。

花の形や特徴や色を教えてくれた彼の優しさに、わたしがどれだけ慰められたか。
どれほど満たされた気持ちになったか。


1218-5.jpg



わたしがどんな気持ちで花を贈っているか、彼にはよくわかっている。

彼がわかっていることを、わたしは十分に知っている。



1218-4.jpg



自分以外の人間が何を考えているかなんて、所詮はわからない。
どんなに近い間柄であっても、言葉にしなければ、結局のところは通じない。


そう思っていた。



でも、何も言わなくても通じ合うということも、確かにあるものだ。




カチリと音を立てて「嵌る」瞬間の嬉しさは、それこそ。


言葉にならない。


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