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"Streetcar Named Desire"とか
Sat.13.12.2008 Posted in @Theater

ブロードウェイの名物ショウ、『Forbidden Broadway』。

閉幕の予定が、3月1日まで延長されました。





最新作は、その名も "Goes to Rehab"。
阿呆や(笑)


観たい観たいと思いながら、ついついいつも後回しにしていたら、ショウそのものが長い歴史の幕を降ろすっていうんで。

ちょっとばかり、慌てたものですが。


わたしのような、アホ馬鹿コメディ好きの、のんびり&うっかりさんは、結構他にもおられるようで。
駆け込みで、客足が伸びているらしいのね。


世の中、そうそう捨てたものじゃないですね!


常に少数派の悲哀を噛み締めているわたくしとしては。
(平気だ、慣れた)

同好の士がいるんだってことだけで嬉しゅうございます、ハイ。






それともう一つ。
こちらはブロードウェイではなく、ウェスト・エンドの方ですが。

『欲望という名の電車』のブランチ役に、レイチェル・ワイズがキャスティングされました。


テネシー・ウィリアムズは好きな作家の一人で。
『欲望という名の電車』も好きな戯曲の一つ。

ヴィヴィアン・リー×マーロン・ブランドの映画版も、とても好き。

怖い話ですし、ゲイ・プレイですし。
(ってことは表立っては描写されないですけども、明らかにそう)


この映画のヴィヴィアンは、いわゆる「イッちゃっている」状態で。
観ていて、とても痛々しいですけども。

でも好き。


女の業を、擂粉木で砕いて砕いて、その後、そのありったけをふるいにかけて。
煮詰めるだけ煮詰めて、さらにガーゼで漉したような。

「これぞ女」っていう。
とにかく濃いいキャラクターを、そもそもの個性も顔立ちも演技も。

とても濃いいヴィヴィアンが、体を張って演じています。



触れたら火傷しそうなの。
それも低温火傷なの。


炎の熱さじゃないんです。

ドライアイスに触ると火傷をしますでしょ?
ああいう、危ない感じがビンビン伝わってきます。


この時期のヴィヴィアンって、実生活でも相当、精神的に追い詰められていた頃よ。

躁鬱の極みまで行ってしまっている、その荒みが、良い意味で演技に出ている。
天下無敵の美貌にも、そろそろ陰りが出てきた頃で。

アップはきついの。
目周りなんか、皺が目立つの。

でも、カメラは容赦なくクローズしていくのね。


逃げてないよ、この人。


女優魂を感じます。


たしか、この映画の撮影現場は修羅場だったと聞いたことがある。
ヴィヴィアンが、ですよ。無論。


わたしは、ヴィヴィアンの代表作は『風と共に去りぬ』じゃなくて、こっちのほうだろうと思っています。
実際、本作で二度目のオスカーも獲りました。


個人的には、サー・ローレンス・オリヴィエなんかより、ヴィヴィアンのほうがよっぽど。
役者としては凄かったんじゃないか、と思います。

少なくとも、映画俳優としては。
オリヴィエは、ヴィヴィアンの足元にも及ばないですよ。

サーがなんぼのもんじゃい!
アンタは舞台で一生ハムレットやってろ!
(故人に対して暴言ご容赦)




・・・レイチェル・ワイズの話だったな。

レイチェル・ワイズは、好きな女優の一人なんですよ。
知的で美しくて、野生的で品があるところがいい。


骨太な個性が好き。



・・・彼女のブランチは、なんだかちょっと。

安定感がありそうな気がしますけども。
キワモノっぽさは薄いかもしれませんけども。

ブランチが母性的だったらどうしよう。
あの役に包容力は不要、とか。

思わないこともないですが。


でも、観てみたいと思っています。




"「欲望」という名の電車に乗って、「墓場」という電車に乗り換えて、六つ目の角で下りるようにいわれたのだけれど
―「極楽」というところで。"



こんな台詞で舞台に登場するブランチは、きっと。
女優冥利に尽きる役じゃないかな。


魂を削ったステージにしていただきたい。

それだけの価値のある、素晴らしい芝居です。



streetcar_named_desire.jpg


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